ベビーシッターと聞いて思い浮かべる仕事は「子どもの世話をする」ということでしょう。もちろんこれは間違いではありませんし、これが業務内容の大半を占めます。しかし、ベビーシッターへの要望も日々多様化していて、一概に「子どもの世話をする」だけとは言えなくなってきました。
具体的にどのような要望・依頼があるのかというと、「子どもに英語を教えてほしい」「逆上がりや補助輪を外した自転車の練習をしてほしい」「習い事の送迎をお願いしたい」など子どもの身の回りの世話だけでなく、もう少し踏み込んだ、教育的なことや家事代行のようなことを頼まれることもあるのです。
また、ベビーといっていても、もう少し大きい小学校低学年くらいまでを対象としている場合もあるので、赤ちゃんのお世話だけがその仕事ではないのです。
ある現場では、怪我をしてしまった母親の代わりにシッターを頼まれ、赤ちゃんのお世話に加え、上の子の幼稚園への送迎と夕ご飯の食材の買い出し、調理、母親の介助を依頼されたという事例もあります。
ただ単に、乳幼児の世話ができる、専門の知識を持っているだけではなく、子ども達の生活に関わる多くのことに対する知識も必要なのです。お世話をする子どもがいつも元気とは限りません。病児保育や障がい児保育の場合もあります。
ベビーシッターという仕事をはじめると様々な事例に遭遇します。どのような事例にも落ち着いて対応できるよう、日頃から様々な方向にアンテナを向け、知識と技術の向上に努める必要があるでしょう。